ホームページは「園の鏡」。魅力は正しく伝わっていますか?
「どんなホームページなら園児が集まるの?」
「人気のある園は、Webサイトでどんな工夫をしているの?」
リニューアルや新規制作を検討している園長・理事長先生にとって、一番知りたいポイントではないでしょうか。
実は、園児募集に成功している園のホームページには、デザインの綺麗さ以上に重要な「5つの共通点」があります。

本記事では、多くの園サイトを手掛けてきた視点から、「選ばれる園」のホームページの秘密と、制作会社に発注する前に園側で整理しておくべきポイントをまとめました。
これを押さえておけば、制作会社との打ち合わせもスムーズに進み、納得のいく「成果が出るサイト」が作れるはずです。
目次
園児が集まる園に共通する「ホームページ成功の5つの秘訣」
1. 理念が「保護者目線」で翻訳されている
人気のある園は、「どんな保育をして、どんな子に育ってほしいのか」が明確です。
しかし、難しい教育用語を並べるだけではありません。「自律性を育てる」という言葉だけでなく、「自分で靴を履けるようになるまで、先生は手を出さずに見守ります」といった、保護者がイメージできる具体的なエピソードに落とし込んで伝えています。
2. 写真と動画で“園の空気感”を伝えている
「百聞は一見にしかず」です。園庭で泥んこになって遊ぶ姿、給食を美味しそうに頬張る顔、先生が生徒と同じ目線で話している様子。
人気園のサイトは、プロが撮った記念写真だけでなく、日常の何気ない瞬間の写真を多用し、「うちの子がここにいたら楽しそうだな」という未来を想像させています。
3. 情報が「スマホファースト」で整理されている
保護者の9割はスマホで見ています。人気園のサイトは、スマホの小さな画面でもストレスなく読める構成になっています。
「入園案内」「費用」「アクセス」など、保護者が知りたい情報へ3タップ以内でたどり着ける設計が徹底されています。
4. 「次のアクション」への導線が迷わない
「いいな」と思った瞬間に、すぐに行動に移せる工夫があります。
「電話する」ボタンだけでなく、「24時間受付の見学予約フォーム」や「LINEで気軽に質問」など、保護者のハードルを下げる問い合わせ手段が用意されています。
5. 常に更新され、“動いている”気配がある
最終更新日が1年前の園と、先週の行事の様子がアップされている園。
保護者は後者に「しっかり運営されている」「風通しが良さそう」という信頼感を抱きます。
人気園は、ブログやInstagramを連携させ、「園の現在地」を常に発信しています。

人気園サイトのデザイン・コンテンツの特徴
単に「かわいい」だけではありません。ターゲットに合わせた戦略的なデザインが採用されています。
デザインの傾向
- 配色の統一感:園のロゴカラーをベースに、3色以内でまとめて「ブランドイメージ」を作る。
- 余白の活用:情報を詰め込みすぎず、ゆったりとしたレイアウトで「安心感」「優しさ」を演出する。
- オリジナルのイラスト:フリー素材ではなく、園の制服や建物をモチーフにしたアイコンで親近感を出す。
必須コンテンツの工夫
- 園長メッセージ:経歴だけでなく、「なぜこの園を運営しているか」という熱い想いを語る。
- 先輩ママの声:「この園を選んだ理由」や「通わせて良かったこと」を掲載し、保護者の背中を押す。
- 先生紹介:「趣味」や「特技」も載せて、先生の人柄(キャラクター)を伝える。
【保存版】発注前に園内で整理しておくべき5つのこと
制作会社に「お任せします」と丸投げするのは危険です。
以下の5点を事前に園内で話し合っておくと、制作会社からより良い提案を引き出せます。
- 自園の強み(USP):「英語」「食育」「裸足保育」など、他園にはない一番の売りは何か?
- ターゲット層:「教育熱心な層」なのか「共働きの忙しい層」なのか?(これによってデザインの方向性が変わります)
- サイトの目的:「園児募集」がメインか、「採用」も強化したいのか?
- 素材の準備:園の写真は誰が撮るか?文章は誰が書くか?(プロに頼む予算はあるか?)
- 運用体制:完成後、誰がブログを更新するのか?
まとめ:人気園に学び、自園の魅力を「翻訳」しよう
園児が集まる園には、「理念」「写真」「使いやすさ」など、共通して磨かれた要素があります。
しかし、これらは特別な園だけができることではありません。
大切なのは、「園の当たり前」を「保護者にとっての魅力」に翻訳してWebで伝えることです。
発注前にこれらのポイントを整理し、制作会社と二人三脚で、園の魅力が最大限に伝わるホームページを作り上げてください。
