保育園・幼稚園の見学者を増やすには?「来てもらえる園」になる5つの仕掛け
「オープン型見学会を開いたのに、来てくれたのは数組だけだった」「見学の申し込みがなかなか入らない」——そんな経験をされた園長先生は少なくないと思います。見学会は、保護者と園が直接つながる最も大切な機会です。見学に来てもらえれば、園の雰囲気や先生たちの人柄が伝わり、入園の決め手になることがほとんどです。逆に言えば、見学者が増えれば入園者も自然と増えていくのです。
では、なぜ「見学に来てもらえない」のでしょうか。その原因は、園の魅力がないからではなく、「見学に来てもらうための仕掛けができていない」ことがほとんどです。この記事では、見学者を増やすために今すぐ取り組める5つの方法を、わかりやすくお伝えします。
目次
なぜ「見学会を開くだけ」では来てもらえないのか
見学会を開催しているのに人が来ない場合、その原因は大きく3つに分けられます。
ひとつ目は「開催を知らない」こと。どんなに素晴らしい見学会を企画しても、保護者の目に届いていなければ意味がありません。二つ目は「申し込み方法がわかりにくい・面倒」なこと。「電話のみ受付」「窓口に来てください」という案内では、忙しい保護者はなかなか動けません。三つ目は「どんな見学会かわからない」こと。「見学会あります」の告知だけでは、「何をするの?」「どんな雰囲気なの?」という疑問が残り、申し込みをためらってしまいます。
この3つを解消するだけで、見学者の数は大きく変わります。ひとつずつ見ていきましょう。

仕掛け① ホームページに「見学専用ページ」を作る
最も効果が高く、最優先で取り組んでほしいのが「見学専用ページ」の設置です。ホームページのトップページや「お知らせ」に埋もれるのではなく、「見学・入園案内」という独立したページを作ることで、保護者が必要な情報にすぐたどり着けるようになります。
見学専用ページに盛り込む内容
- 見学会の開催日程:「毎月第2・第4土曜日 10:00〜11:30」など、具体的な日程を掲載します。日程が見えることで、「この日なら行けるかも」という気持ちになります
- 見学の流れ:「受付→園内案内(約20分)→保育士との質問タイム(約20分)→個別相談」のように、当日の流れを説明することで「何をするのかわからない不安」が解消されます
- 持ち物・注意事項:「お子さんと一緒に参加OK」「動きやすい服装でお越しください」などの案内があると親切です
- よくある質問:「0歳でも見学できますか?」「夫婦で参加できますか?」といった疑問をあらかじめ解消しておくことで、申し込みのハードルが下がります
- 申し込みフォーム:ページ内に申し込みフォームを設置し、「今すぐ申し込める」状態にすることが最大のポイントです
「見学に行きたい」と思ったその瞬間に申し込みができる環境を作ることが、見学者を増やす最大の鍵です。
仕掛け② LINEで「気軽に申し込める」仕組みを作る
電話での申し込みは、保護者にとって心理的なハードルが高い方法です。「営業時間内にかけないといけない」「子どもが泣いていて電話できない」「何を聞かれるかわからなくて緊張する」といった理由から、申し込みをためらってしまう保護者が少なくありません。
そこで非常に効果的なのが、LINEを使った申し込み受付です。LINE公式アカウントを開設し、「見学のお申し込みはLINEからも受け付けています」と案内するだけで、これまで電話をためらっていた保護者からの連絡が増えることがあります。
LINE申し込みのメリット
- 24時間受付可能:子どもが寝た夜中でも申し込みができます。「今思い立ったときに申し込める」環境は、申し込み数に直結します
- 気軽にやり取りができる:LINEのやり取りは電話より気軽なため、「ちょっと聞いてみよう」という問い合わせが増えます。そこから見学につながるケースも多いです
- リマインドが送れる:見学の前日に「明日のご見学をお待ちしています」とメッセージを送ることで、ドタキャンを防ぐ効果もあります
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仕掛け③ Instagramで「見学会の様子」を発信する
見学会を開いたあと、その様子をInstagramで投稿してみてください。「今日の見学会の様子です。たくさんのご家族にお越しいただきました!」という投稿に、見学会の写真を添えるだけで、大きな効果があります。
Instagramで見学会を発信する効果
- 「次の見学会に行ってみたい」という気持ちを引き出す:楽しそうな見学会の写真を見た保護者が「私たちも行ってみたい」と感じ、申し込みにつながります
- 「どんな雰囲気か」が伝わる:先生と参加者が笑顔で話している様子、子どもたちが自由に遊んでいる写真など、テキストでは伝わらない温かさが伝わります
- 次回の見学会の告知にも活用できる:「次回の見学会は●月●日です。ご予約はプロフィールのリンクから」とキャプションに書くことで、申し込みへの導線になります
写真を撮るときは、参加者のお顔が映らないよう後ろ姿や手元だけを撮影するか、事前に「投稿してもよいか」の許可を取るようにしましょう。先生や施設の様子だけを撮影する方法でも十分伝わります。
仕掛け④ 「個別見学」の選択肢を用意する
集団での見学会が苦手な保護者や、都合が合わない保護者のために、「個別見学」の選択肢を設けることも有効です。「見学会の日程が合わない」という理由で申し込みをあきらめてしまう保護者は、意外と多いものです。
個別見学のすすめ方
- 「平日でも個別対応します」と明示する:ホームページや案内に「ご都合に合わせた個別見学も受け付けています」と書いておくだけで、問い合わせが来やすくなります
- 所要時間を伝える:「個別見学は約30〜40分です」と時間の目安を伝えると、「それなら気軽に来られるかも」という気持ちになります
- 担当者を決めておく:個別見学の案内担当を決めておくことで、スムーズに対応できます。毎回対応者が変わると、説明の質にバラつきが出てしまいます
個別見学は、集団見学会よりも保護者との距離が近くなりやすく、園の雰囲気や先生の人柄が伝わりやすいという大きなメリットがあります。「実はこちらの方が入園決定率が高い」と感じている園長先生も多いです。
仕掛け⑤ 見学後のフォローを丁寧に行う
見学に来てもらったあとのフォローも、入園につなげるための重要なポイントです。「見学してもらったのに、その後なんの連絡もなかった」という状態では、せっかく来てくれた保護者との縁が途切れてしまいます。
見学後のフォロー方法
- お礼のメッセージを送る:見学翌日に「昨日はご見学いただきありがとうございました。何かご不明な点があれば、いつでもご連絡ください」と一言LINEやメールで送るだけで、印象が大きく変わります
- 次のアクションへの案内:「入園説明会は●月●日を予定しております」「体験保育も受け付けています」など、次のステップへの案内を添えると、保護者が動きやすくなります
- 質問への迅速な対応:見学後に「もう少し詳しく聞きたいことがある」という問い合わせが来た場合は、できるだけ早く・丁寧に対応しましょう。対応の速さと丁寧さは、そのまま園への信頼感につながります
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まとめ:見学者を増やす5つの仕掛け
今回お伝えした内容を整理します。保育園・幼稚園の見学者を増やすために取り組みたい5つの仕掛けは以下の通りです。
- ① ホームページに「見学専用ページ」を作り、申し込みフォームを設置する
- ② LINEで「気軽に申し込める」仕組みを作る
- ③ Instagramで「見学会の様子」を定期的に発信する
- ④ 「個別見学」の選択肢を用意し、都合に合わせて対応できるようにする
- ⑤ 見学後のフォローを丁寧に行い、次のアクションへつなげる
どれもすぐに始められるものばかりですが、すべてを一度にやる必要はありません。まず最初に取り組んでほしいのは「①見学専用ページの作成」と「②LINEでの申し込み受付」の2つです。この2つが整うだけで、見学の問い合わせ数が変わってくる可能性が高いです。
見学者が増えれば、入園の判断材料を持った保護者と直接話す機会が増えます。そして、保護者が実際に園を見て「ここにしよう」と感じてくれれば、入園者数の増加につながります。見学会は、最も確実な園児募集の手段のひとつなのです。
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えん保育デザインは、幼稚園・保育園専門のホームページ制作会社です。「見学者を増やしたい」「定員を埋めたい」というお悩みを持つ園のために、見学申し込みにつながるホームページ設計を得意としています。
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