「どんなデザインにしよう?」「写真はどこで撮ろう?」ホームページ制作と聞くと、どうしても“見た目”に目が行きがちですが、実はもっと大切なのが事前の「構成」です。この記事では、幼稚園・保育園ホームページ制作において、なぜ構成が重要なのか、そして具体的にどう決めていけばよいかを、Web制作のプロがやさしく解説します。

目次
そもそも「構成」とは?家づくりでいう「設計図」
構成とは、ホームページに「どんなページを用意するか」「それぞれのページに何を、どの順番で載せるか」をあらかじめ整理することです。
家を建てるとき、いきなり壁紙やインテリアを選び始める人はいませんよね?まずは「間取り」や「動線」を決める設計図が必要です。ホームページも同じで、この設計図(構成)がないまま作り始めると、後で「伝えたいことが入らない」「使いにくい」といった大きなトラブルにつながります。
事前構成が絶対に欠かせない3つの理由
1. 保護者が迷わない「使いやすいサイト」になる
構成が整理されていないサイトは、どこに何があるか分からず、保護者を迷子にさせてしまいます。「入園案内が見つからないから、もういいや」と離脱されないよう、情報の優先順位を整理し、迷わず目的のページにたどり着ける道筋を作ることが大切です。
2. 園の「魅力」や「想い」が正しく伝わる
どんなに良い写真や文章があっても、それを載せる場所が適切でなければ伝わりません。「園長先生の想いはトップページの最初に」「食育へのこだわりは給食ページで詳しく」といったように、構成を練ることで、園のアピールポイントを効果的に伝えることができます。
3. 制作がスムーズに進み、追加費用を防げる
制作が始まってから「やっぱりこのページも欲しい」となると、デザインの修正や追加費用が発生することがあります。最初にしっかりと構成を決めておけば、手戻りがなくなり、スケジュール通りにスムーズに公開まで進めることができます。
これだけは必要!基本のページ構成例
幼稚園・保育園のホームページで一般的に必要とされるページは以下の通りです。
- トップページ:最新情報や園の雰囲気を伝える顔
- 園の紹介:教育理念、保育方針、園長あいさつ
- 1日の流れ・年間行事:園生活のイメージを具体的に伝える
- 施設紹介:園舎や園庭、安全対策の設備など
- 入園案内:募集要項、見学予約、Q&A
- ブログ・お知らせ:日々の活動報告や緊急連絡
- お問い合わせ・アクセス:地図や連絡先フォーム
これらに加え、園の特徴に合わせて「給食・食育」「預かり保育」「職員紹介」「保護者の声」などの独自ページを追加すると、より魅力的なサイトになります。
失敗しない構成づくりの4ステップ
では、実際にどのように構成を考えていけばよいのでしょうか。
ステップ1:ターゲットと目的を整理する
「誰に(例:近隣の共働き家庭)」「何を(例:延長保育の充実と安心感)」伝えたいかを明確にします。
ステップ2:必要なページを書き出す
上記の基本構成例を参考に、自分の園にはどのページが必要かをリストアップします。
ステップ3:各ページの内容をメモする
「園の紹介ページには理念と沿革を入れる」「トップページには笑顔の写真を大きく使う」など、ページごとの要素をざっくりと書き出します。
ステップ4:プロ(制作会社)に相談する
ある程度のイメージができたら、制作会社に共有しましょう。プロの視点で「ここはこうした方が見やすい」「この情報はまとめた方がいい」といったアドバイスをもらうことで、構成の精度がぐっと上がります。


まとめ:デザインよりもまず「設計」を大切に
ホームページは「作品」を作るのではなく、保護者に情報を「伝える」ためのツールです。デザインの美しさも大切ですが、それ以上に「情報が整理されていて分かりやすいこと」が信頼につながります。
園の魅力がしっかりと伝わるホームページを作るために、まずはじっくりと「構成」に向き合ってみてください。
