園児数アップに成功した事例から学ぶ!ホームページ改善のビフォーアフター
「近隣園がホームページをリニューアルして、なんだか園児が増えたらしい…」
もしそんな噂を耳にしたら、それは単なる偶然や噂話ではありません。実際に、ホームページの改善が園児募集(集客)に直結している証拠です。
保護者は園を選ぶ際、複数の園のホームページを横並びで比較します。そこで「分かりやすい」「安心できそう」と選ばれるか、「古臭い」「不親切だ」と見切られるかが、そのまま入園者数の差となって表れます。
本記事では、実際に園児数アップに成功した3つの園のビフォーアフター事例を公開し、改善のポイントと成果を数字で解説します。
他園が行った具体的な施策を知ることで、自園の改善アイデアにも直結します。

事例1:情報整理で問い合わせ数2倍(A園)
【課題】
リニューアル前のA園のサイトは、園長先生の想いが詰まった素晴らしいものでしたが、情報が多すぎて整理されていませんでした。「料金」や「預かり時間」を知りたいのに、どこにあるか分からず、メニューの奥深くを探さなければなりませんでした。
【改善策】
トップページのデザインを整理し、保護者が一番知りたい情報への「近道」を作りました。
- メイン導線の厳選:メニューを「園の特色」「入園案内(料金・時間)」「見学予約」「アクセス」の4つに絞り、トップページの一番目立つ場所に配置。
- クリック数の削減:保護者が知りたい情報(費用・時間・安全)へ、トップから「2クリック以内」でたどり着けるように階層を浅くしました。
- ボタンの大型化:スマホで操作する保護者のために、指で押しやすい大きなボタンデザインに変更しました。
【結果】
情報迷子がなくなったことで、電話やメールでの問い合わせ数が前年比2倍に増加しました。「サイトが見やすかったので」という保護者の声も増えています。
事例2:写真差し替えで見学予約1.5倍(B園)
【課題】
B園のホームページは5年前に作ったまま放置されており、写真は当時の卒園児のものばかり。画質も粗く、園内の様子も現在とは少し異なっていました。これでは「今の園の雰囲気」が伝わらず、保護者に不安を与えてしまいます。
【改善策】
プロのカメラマンを入れずとも、職員がスマホで撮影した「日常の明るい写真」へ全面的に差し替えました。
- 日常の切り取り:運動会などの行事写真だけでなく、給食を食べている様子や、泥遊びに熱中している「普段の表情」をトップに掲載。
- キャプションの追加:写真の下に「おいしい自園給食の時間です」「毎日外遊びを大切にしています」といった短い説明文を追加し、教育方針を視覚的に伝えました。
- 更新ルールの徹底:「写真は最低でも年1回、春に入れ替える」というルールを設け、常に今の在園児が写っている状態にしました。
【結果】
サイト全体が明るい雰囲気になり、見学予約が1.5倍に増加。「写真の子どもたちが楽しそうだったから」が見学の決め手になりました。

事例3:スマホ対応強化で直帰率30%改善(C園)
【課題】
C園のサイトはPC向けに作られており、スマホで見ると文字が米粒のように小さく、毎回拡大しなければ読めない状態でした。保護者の9割がスマホで見ている現状において、これは致命的です。
【改善策】
デザインを「モバイルフレンドリー(スマホ優先)」に一新しました。
- レスポンシブデザイン:PCでもスマホでも、画面サイズに合わせて自動で見やすく表示される仕組みを導入。
- 可読性の確保:スマホ表示時の文字サイズを16px以上に設定し、行間も広げて「読むストレス」をゼロにしました。
- 固定ボタンの設置:「見学予約」のボタンを画面下部に常時表示させ、思い立ったらいつでも予約画面へ進めるようにしました。
【結果】
ページを開いてすぐ離脱してしまう「直帰率」が30%改善。保護者がサイト内に長く滞在し、教育方針などをしっかり読んでくれるようになりました。
失敗しないために!よくある「リニューアルの落とし穴」
成功事例がある一方で、リニューアルしたのに成果が出ないケースもあります。以下の点に注意してください。
- × デザインにこだわりすぎる
- オシャレな英語ばかりで日本語の説明が少ないサイトは、保護者にとって「不親切」です。デザイン性より「分かりやすさ」を優先しましょう。
- × 更新できないシステムにしてしまう
- 制作会社に頼まないと一文字も修正できない仕様はNGです。お知らせやブログは自園で簡単に更新できる仕組み(CMS)にしてもらいましょう。
- × スマホ確認を怠る
- パソコンの大きな画面だけでデザインを確認してはいけません。必ず「スマホの実機」で見て、文字の大きさやボタンの押しやすさをチェックしてください。
ホームページ改善に関するFAQ
Q. 写真撮影はプロに頼むべきですか?
A. 予算があればプロに頼むのがベストですが、必須ではありません。最近のスマホは高画質なので、明るい場所で撮影すれば十分きれいな写真が撮れます。重要なのは「画質」よりも「子どもの自然な表情」です。
Q. 改善の効果はどのくらいで出ますか?
A. 早ければリニューアル公開の翌月から効果が出ます。特に「見学予約ボタン」の配置を変えるなどの導線改善は、即効性が高い施策です。
まとめ:他園の成功は「真似+自園化」で活かす
今回紹介した3つの園に共通しているのは、保護者が求める情報をわかりやすく・最新の形で提供していることです。奇抜なデザインや高額なシステムは必要ありません。
- 情報の整理(導線)
- 写真の鮮度(安心感)
- スマホの見やすさ(利便性)
この3つを整えるだけで、結果は必ずついてきます。
他園の成功事例は、自園でもすぐに実践可能なヒントの宝庫です。まずは「見学予約ボタンの位置を変えてみる」など、今日からできる小さな改善から始めてみましょう。
